評論集
著者=築山 登美夫(つきやま とみお)
装幀=菊地 信義
I | ||
白人の上陸 | 10 | |
あるランボー論/あるランボー論 余滴/イルグといふ人 | ||
少年A、三島、バタイユ | 38 | |
義経、西行、芭蕉 | 50 | |
II | ||
鮎川信夫 | 62 | |
非伝達の核/「棲家」について/鮎川信夫のアメリカ | ||
立中潤 | 99 | |
「挽歌」以後/一九七四年秋の危機 | ||
入沢康夫 | 133 | |
詩集『春の散歩』『死者たちの群がる風景』をめぐる三つの断章/転換する話者 | ||
III | ||
コラムの思想 I | 152 | |
ボブ・ディラン 一九七八/〈死後〉の位相 北川透詩集『情死以後』/ | ||
断章・詩の現在/森山論文のことなど/劇的構成への問ひ/断章・三題 | ||
コラムの思想 II | 190 | |
多孔質の多面体 瀬尾育生詩集『らん・らん・らん』/〈巡礼〉のひゞき寺田操詩集『みずごよみ』/ | ||
詩人の沈黙 二つの堀川正美論/ラスト・エンペラーの死/菅谷規矩雄の死/ | ||
〈おぞましきもの〉への振動 福田博道詩集『象男』/私を氷らせた言葉 小説篇/弔辞 笠佐紀/笠佐紀小論 | ||
微茫録 | 240 | |
「Booby Trap」近況欄から(一九九三―九七)/オウム真理教事件について/ | ||
『詩的90年代の彼方へ』についてのメモ/詩集を買ふ/高村光太郎抄論 | ||
IV | ||
微茫録 二〇〇八 | 284 | |
詩的情況へのメモ 瀬尾育生の現在 | 311 | |
詩集『悪い神』について 日下部正哉との往復書簡 | 320 | |
附記 | 352 | |