書肆山田ホームページの使い方

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書肆山田ホームページの使い方



 このページでは、書肆山田ホームページの使い方を説明します。長い話で恐縮ですが、慣れればいちいち読まなくても使い方は理解していただけると思っております。なお、このページの文責は、書肆山田ホームページを製作した(株)ロングテールにあります。

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書肆山田ホームページの使い方 | 全体の構成 | 検索フォームを使う前に | 検索フォームの使い方 | リストページのヒント | 詳細ページのヒント|

全体の構成



 書肆山田のページは、書肆山田が刊行したあらゆる書籍、雑誌についての情報を提供することと、書肆山田が開催するイベントの告知を目的として構成されています(イベント告知はまだありません)。イベントの告知については、見ていただければわかることですので、ここでは、書籍情報の検索方法を説明します。
 書籍情報は、リストページと詳細ページの2種類の形で提供されます。
 リストページは、条件を満たす書籍を1つのページにまとめたものです。検索条件は、フロントページ、リストページ、詳細ページの末尾に付いている検索フォームで指定します(指定方法は、すぐあとで説明します)。リストページには、個々の書籍の著者(アンソロジーの場合には一部のみ)、タイトル、版型、ページ数、初版発行年月日、定価、ISBNコード(95年9月刊行のものより)、在庫の有無、コメントが表示されます。目的の本が決まっている場合には、ここに書かれた情報だけで書店に注文することができます
 詳細ページは、リストページの書籍タイトルをクリックすると表示されるページで、1冊の本につき1ページとなっています。ここには、リストページの情報のほか、表紙イメージ(一部ないものもあります)と目次(アンソロジーの著者名を含む)が表示されます。一部の書籍については、目次の項目をクリックすれば、内容見本を見ることができます。詳細ページは、本屋さんで立ち読みする感覚で本と出会うためのページです。
 なお、リスト、詳細ページともに、というアイコンが付いている書籍、雑誌については、このアイコンをクリックすると、(株)ボイジャーのエキスパンドブック((C)The Expanded Books - J engine/Voyager Publishing Inc., Voyager Japan Inc. 1993-1996)形式のお試し版をダウンロードできます。なお、エキスパンドブックのブラウザをお持ちでない方は、(株)ボイジャーのホームページからブラウザをダウンロードして、WWWブラウザのヘルパーアプリケーションとして登録してください(Mac版Windows版)。
 以上をまとめると、まず、検索フォームで条件を絞ってリストを作り、さらにそのリストのなかで興味を持った本の目次を覗いてみて、読んでみようかどうしようか考えるという手順になります。

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検索フォームを使う前に



 検索フォームというのは、とかく面倒臭いものです。こんなもの見たくないという方のために、“特殊”検索フォームが用意してあります。書肆山田クロニクル著者、制作者一覧のページです。
 書肆山田クロニクルは、新しいものから順に、年度ごとに全刊行書籍、雑誌のタイトルを並べたリストです。リストページに含まれているような、定価やISBNコードなどは表示されません。年のところをクリックすると、その年に刊行された書籍、雑誌を集めたリストページが表示されます。
 著者、制作者一覧は、文字通り、書肆山田の書籍、雑誌の著者、執筆者、装幀者の方々の一覧表です(敬称略)。著者、共著者(雑誌執筆者、アンソロジーの個々の作品の作者など)、訳者・編者、解説・栞、装幀・装画の5つのセクションに分かれていますが、複数のセクションに重複して掲載されている方もいらっしゃいます。名前の部分をクリックすると、その方が何らかの形で関わっている本を集めたリストページが表示されます。名前の横に書かれている数字は、表示されるリストに含まれる書籍、雑誌の冊数です。たとえば、著書と装幀者として関わっている本の両方を持っている方の場合、それらを合計した数字となります。そのため、複数のセクションに掲載されている方でも、この冊数の数字はすべてのセクションで同じです。
 ところで、一部の雑誌、シリーズものについては、“特殊”リストページと呼ぶべきものも用意してあります。それが、新刊・近刊るしおるりぶるどるしおるライト・ヴァースのページです。これらのページには、通常のリストページのような定価やページ数といった情報は含まれていませんが、逆に書評、執筆者リストなど、それぞれのページに合った情報が含まれています。そして、“特殊”リストページを使えば、通常のリストページを経由せずに直接詳細ページにジャンプすることができます。
 るしおるは、1989年以来、現在も刊行され続けている季刊誌です。
 りぶるどるしおるは、詩集に限らず、哲学、文芸評論、小説、映画評論など、さまざまなジャンルを横断する叢書です。
 は、1984年から1987年にかけて、粟津則雄、入沢康夫、渋沢孝輔、故中上健次、古井由吉の5氏を編集同人として刊行された雑誌です。
 ライト・ヴァースシリーズは、1980年から1983年にかけて刊行されたアンソロジーシリーズで、日本篇4冊、世界篇5冊から構成されています。
 “特殊”検索フォームページと“特殊”リストページには、すべてのリスト、詳細ページからジャンプできます。

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検索フォームの使い方



 検索フォームは、先ほども触れたように、フロントページリストページ(“特殊”リストページを除く)、詳細ページの末尾に付いている次のような部分です。



 まず、最初に覚えておいていただきたいのは、どのようなリストでも3または4通り(の倍)の並べ方で表示できるということです。フォームの下の方に“発行年月順”、“著者50音順”、“タイトル50音順”、“シリーズ番号順”と書かれた4つのボタンが横に並んでいます(“シリーズ番号順”は、特定のシリーズを指定したときだけ意味のあるボタンで、シリーズを指定しない場合には、発行年月日順と見なされます。だから、3または4通りというわけです)。たとえば、書肆山田クロニクルで作ったリストは発行年月順、著者、制作者一覧で作ったリストはタイトル50音順で表示されます。しかし、ほかの並べ方でリストを見たいという場合には、そのリストのページの一番下まで移動して、たとえば“著者50音順”のボタンをクリックすれば、内容自体は同じままで並べ方だけを変えてリストを表示し直すことができます。また、これらのボタンの横にある“(の逆順)”チェックボックスをチェックすれば、それぞれの並べ方を逆にひっくり返すことができます。50音順なら、“わ”から“あ”に向かって、年月日順なら新しいものから古いものに向かって並べることができます。この段落の始めの“(の倍)”というのは、このことを表わしています。
 次に覚えていただきたいのは、リストページのフォームは、特に手を付けなければ、そのリストを作るために必要な条件を表示しているということです。4つのボタンのどれかを押せば、同じ内容のリストを並び順だけ変えて表示できるのは、そのためです。条件が厳しすぎて目的の本が見つからなかったときや、逆に条件が緩すぎてリストが大きくなり過ぎたときには、適宜条件を追加・削除してみてください。条件をいじり過ぎてもう一度最初からやり直したいという場合には、一番下の“リセット”ボタンを押せば、そのページが最初に表示されたときの設定、つまり、そのリストを表示するための設定に戻ります。フロントページの検索フォームは、在庫のあるすべての書籍、雑誌を20冊ずつ表示する設定になっています。
 では、1つ1つのフィールドの指定方法を説明しましょう。フォームの上の部分には簡単な説明が付けられていますが、ここではもう少し詳しく説明します。
 最初の行から“□年(西暦4桁)□月までのものを”の行までは、リストページに表示される書籍、雑誌を絞り込むための条件を指定します。条件はすべてANDで結合されます。たとえば、発行年月のフィールドと著者名のフィールドで条件を設定した場合、ある特定の著者が特定の期間のうちに執筆、著作した書籍、雑誌のリストが作成されます。
 最初の行は、新刊のみ在庫のみ品切のみ全部のどれかを選択するラジオボタンです。全部在庫のみ品切のみの両方、新刊のみ在庫のみのなかの最近数ヶ月のうちに刊行された新刊書とこれから刊行される近刊書だけを意味します。在庫のみは、現在書店で購入、注文できる書籍、雑誌と、近刊書を合わせて表示します。品切になり、重版の準備をしている本は、品切のみを選択したときに表示され、在庫のみを選択したときには表示されません。クロニクル著者、制作者一覧は、全部を指定してリストを作ります。
 次の行は、叢書、シリーズもののシリーズ名、雑誌名によって対象を絞り込みます。ボックス右端の▼マークをクリックすると、書肆山田が今までに刊行したシリーズ、叢書、雑誌のタイトルのリストが表示されますので、そこから選択します。しかし、大半の書籍は、シリーズには含まれていませんので、それらの情報を見たいときには、“指定しない”を選択します。“指定しない”を選択したときは、シリーズに含まれるものもそうでないものもリストアップの対象になります。
 次の3行は、本のタイトル目次の内容著者名一部を使って条件を絞り込みます。たとえば、著者名ボックスに鈴木と入力すると、鈴木志郎康鈴木東海子鈴木啓介鈴木順三郎鈴木清安鈴木英明といった方々が著作/執筆/制作した書籍、雑誌が表示されます。本のタイトル著者名については、漢字ではなく、ひらがなで読みを入力することもできます。たとえば、鈴木の代わりにすずきと入力してもよいわけです。しかし、カタカナスズキと入力しても、期待通りのリストは作れません。また、著者名フィールドでは、姓と名の間には、全角スペース半角スペースを入れても、入れなくてもかまいません。鈴木 志郎康鈴木 志郎康鈴木志郎康のどの形式でもよいというわけです。なお、この文字列を使った検索処理は、スピードを重視したために、幾分簡略化されています。そのため、条件に一致しないのにリストに紛れ込んでしまうアイテムが出る場合があります。しかし、条件に一致するのに、リストから抜け落ちてしまうアイテムが出ることは決してありません。一般に、詳しく(2字以上で)条件を指定した方が、検索ミスは減ります。また、検索文字列に英字数字が含まれる場合には、半角(1バイト文字)で入力してください。著者、制作者一覧で作ったリストページのフォーム部の著者名フィールドには、選択した著作/制作者名が表示されます。
 次の2行は、発行年月で条件を絞ります。ここでも、数字は半角(1バイト文字)で入力してください。西暦4桁で指定します。年を指定した場合には、月は指定しなくてもかまいません。この場合、“から”の方の月は1月、“まで”の方の月は12月と見なされます。月を指定して、年を指定しなかった場合、その行の内容は無視されます。また、“から”のみを指定したときには現在“まで”、“まで”のみを指定したときには書肆山田設立“から”という意味に解釈されます。クロニクルで作ったリストページのフォーム部の“から”“まで”フィールドには、指定したのみが表示されます。
 次の10冊ずつ20冊ずつ全部まとめては、巨大なリストを作るときのためのオプションです。ラジオボタンで全部、シリーズ名で指定しないを選択し、エディットボックスに何も入力しなければ、書肆山田が刊行したすべてのの書籍、雑誌のリストが作成されますが、これは約400冊ほどになります。これだけの量のリストを一度に表示するとなると、速度の遅いマシン、回線でアクセスしている人にとっては苦痛なほど時間がかかります。10冊ずつ20冊ずつを選択すると、10冊または20冊を越える書籍、雑誌が条件を満たす場合には、10冊または20冊ずつリストを区切って表示するようになります。この場合、リストの上下に次のような表示が追加されます。



この例の場合、リスト全体が3ページに分割されていて、その1ページ目が表示されていることを示しています。2か3の数字をクリックすれば、現在表示されていない2または3ページ目が表示されます。条件設定後、最初に表示されるリストページは、常に1ページ目です。また、条件を満たす書籍、雑誌が10冊または20冊以下の場合には、ページ位置の表示は行われず、全部まとめてを選択したときと同様の表示になります(この場合でも、リストページ内のフォームのこの部分は、選択した通りの設定になっています)。クロニクル著者、制作者一覧は、全部まとめてを選択してリストを作ります。

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リストページのヒント



 リストページは、次のような書籍情報をいくつも並べた形になっています。



この例は、検索フォームで発行年月日順タイトル50音順シリーズ番号順のどれかを選択したときの表示です。著者50音順を選択すると、タイトル、著者名ではなく、著者名、タイトルという順番で表示されます。
 書籍タイトルをクリックすると、詳細ページにジャンプします。新刊近刊品切重版中残部僅少(在庫が少なく、運が悪ければ入手できないもの)については、タイトル行の左端にアイコンが表示されます。リストページにも関係者氏名は表示されますが、アンソロジーや雑誌の執筆、翻訳者は表示されません。そのため、たとえば著者、制作者一覧からリストを作っても、目的の著者の名前が表示されない場合はあります。その場合でも、詳細ページには、すべての関係者の氏名が表示されます。
 著者、制作者氏名のなかには、リンクになっているものがあります。ここをクリックすると、その方が開設している(あるいは関係している)ページにジャンプします。なお、このようなリンクをご希望の著者、制作者の方は、是非(株)ロングテール宛にご一報ください。
 さて、冒頭にも書いたように、詳細ページのなかには、表紙イメージが含まれているものとそうでないものがありますが、表紙イメージの有無は、リストページの段階で判別できます。書籍タイトルの左横には、白か黄色の丸が付けられています。丸が黄色なら表紙イメージ付き、白なら表紙イメージなしです。

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詳細ページのヒント



 詳細ページは、次のような形式になっています。



この例では、目次の2行目以下は省略されています。リンクになっている著者/制作名をクリックすると、リストページと同様に、その方のホームページにジャンプします。また、リンクになっている書籍タイトルをクリックすると、その書籍の関連ページにジャンプします。
 目次の下には、次のようなリンク行が表示されています。



この“前”とか“次”は、このページを表示するために作ったリストページでのこの本の位置に基づいています。つまり、“アイギ詩集”、“現れるものたちをして”、“石の風”という順番で並べられたリストからこのページにジャンプしてくると、このような“前後のページ”へのリンクが作られるわけです。これは、リストページを目次、詳細ページを本文とする本のようなものをイメージすればわかりやすいでしょう。“リストに戻る”をクリックすると、元のリストページに戻ることができます(るしおるりぶるどるしおるなどの“特殊”リストページからオープンされた詳細ページの場合には、元の“特殊”リストページに戻ります)。元のリストページが10冊または20冊ずつ分割された複数のページにまたがっている場合、詳細ページの書籍が含まれているページに戻ります。なお、詳細ページの検索フォームは、手を付けない状態では、元のリストページを作成するための設定になっていますが、検索フォームで複数ページのリストページを作り直しても、詳細ページの書籍が何であれ、1ページ目が表示されます。
 詳細ページの目次の部分にも、リンクが設定されているものがあります。このリンクをクリックすると、対応する本文の一部が表示されます。これが立ち読み感覚で読める内容見本です。内容見本ページと詳細ページの関係は、詳細ページとリストページの関係と同じです。つまり、詳細ページは、内容見本ページの目次になっています(当然といえば当然ですが)。


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