エッセイ集
著者=鈴木 志郎康(すずき しろうやす)
編集協力=渡辺 洋 装幀=亞令
「個人映画」の映像表現 | 10 | |
I | ||
魂の奥底に水が流れている――ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』 | 38 | |
六〇年代アメリカアンダーグラウンド映画の根強い思想形成――ジョナス・メカス『ウォールデン』 | 45 | |
マイノリティの実在感――来日したジョナス・メカスとともに | 52 | |
言語が場面というものになる――ジョナス・メカス詩集『森の中で』について | 56 | |
II | ||
わたしにとっての小川紳介さん | 76 | |
人の心の底へ食い込む映画作り――小川紳介監督の足跡を辿る | 83 | |
小川プロ映画のすべての萌芽がここにあると見えてしまう――小川紳助監督作品『青年の海』 | 90 | |
III | ||
瞬間の集積木村伊兵衛の全コンタクトを見る | 98 | |
IV | ||
15日間全スクリプト | 122 | |
言葉なき言葉の空間 | 160 | |
「風の積分」と「L虚空間」 | 172 | |
V | ||
「無用」に身を入れる――つげ義春『無能の人』 | 178 | |
つげ義春の「蒸発」ということ | 181 | |
VI | ||
言葉の発送の基本 | 194 | |
吉岡実の詩を精読すること | 201 | |
詩の現前に向かって | 210 | |
詩の実質――極私的詩ノート | 222 | |
ラディカリズムの貫徹――伊藤聚小論 | 243 | |
あとがき | 250 | |