書肆山田

愛着 ミシェル・ドゥギー選集 


 訳詩集 

 著者=ミシェル・ドゥギー(どぅぎー みしぇる)/訳者=丸川 誠司(まるかわ せいじ) 


 11年5月2008日初版第一刷 発行  菊変(214×152) 312ページ 
 定価5280円 (本体4800円) ISBN978-4-87995-754-2 C1098 \4800E

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  目次
 凡例
 
土地台帳の断片(1960)12
 道12
 
半島の詩(1961)14
 敷居14
 
閘区(1964)15
 (私が行くことのなかった……)15
 
伝聞(1966)16
 (風が叫び声をよじり……)16
 (指輪した夜の平手打ちが頬に……)16
 (木が空のこめかみを照らす……)17
 (残った日を数えはしない……)18
 (……/しつけられた白鳥……)19
 
行為(1966)20
 (詩が包み込む……)20
 「あたかも祝祭の日に」……22
 
形象化(1969)23
 散文23
 
デュ=ベレーの墓(1973)25
 誰 何25
周辺
 世界の動き……26
 
連結(1978)28
 ディズニー・ワールド28
 リズムと海のこの混同……29
 境界30
 古生物学者の声31
 
メイド・イン・USA(1978)33
 クリストファー・ミドルトンに33
 
ギヴ&テイク(1981)35
 不在35
 思考36
 
横臥像(1985)38
横臥像の本の計画
 横臥像38
 製作所39
報告
 宇宙40
消去
 献辞44
 横臥像44
 翻訳45
 横臥像46
尺度のための寸法
 セラは空だった47
詩の日誌
 敷居の喜び48
 比-較49
 一つのような、あるいは二詞一意の性格50
 (自由であることは、……)51
 レトリック53
 もう一度レトリック――迂言法56
 詩の精神57
 覚え書き59
 
特許(1986)66
 欲望(以上二字に傍点)の言葉が多分根本的な違いを押しつぶす66
 
最も大切な新鮮さが万物の奥深くに生きている71
 
詩のものと文化的なこと(1986)76
 踊り子――マラルメ76
 
ラッシュアワーに(1993)81
 ポレオスコープ(抄)――街の観測所としての詩81
 アウシュヴィッツ後の作品88
 死&表象99
 
詩的理性(2000)105
 詩的理性105
 芸術の中の「文化的」について119
 
奇数(2001)142
1 問題の与件
 (私はカルタゴの美術館を……)142
 この人間を見よ(Ecce homo)143
 芸術と文化147
 三つの重大な言葉148
 二〇〇〇年149
2 しかし脅威とは何か?
 幻想の原動力――擬人法について151
 しかし脅威とは何か?153
 反・反米主義に反対して156
3 忘我と忘却
 地162
 夏163
 忘我と忘却165
 現象と言象166
4 「(……)どんなリズムが人間たちを支えているか!」
 (アルキロコスからこの命令を受ける――……)170
 散文 - 歌174
 異数音節について175
 「……を思考する」と「……のことを考える」179
 哲学的と詩的182
5 熱帯地方に
 歪像183
 言い換えれば184
 近寄せる187
 何よりもまず取り違え188
 比較を再開しよう191
6 マイ・クリエイティヴ・メソッド
 洗練192
 パラドックスを矛盾語法化する(あるいは――「パラドックス化」する)193
 相似変換と位相的変換196
 「隔たった山々」200
 
思考詩(2002)202
 愛着について202
 
信心浅い男(2002)212
1 改詠詩
 (もし私が現代の造形作家……)212
 (詩は三重だ……)214
 (「私の同類、私の妹よ……」……)215
 「この人間をみよ」(Ecce homo)217
 (私たちはフィジーにいる。……)222
 (私たちはフィジーにいる。……)223
2 不信心の手帳
 (想像によって、「私」は「神」に向かう。……)226
 (「牛の辛抱強い息」……)229
 (神とは誰か?……)230
 キリスト231
 受肉者232
 (なぜ「神の欠落」を探し求めるのか?……)232
 (何も無に帰すことはないだろう、……)233
 (体が忘れさせ、死が忘れさせる以上……)234
 幻想の未来235
 
デゾラシオ(2007)239
友人に
 リソランジス239
追記(『奇数』より)241
 メンテナンスの費用――または想像ではないインタビューへのいくつかの答え241
 
補遺 ミシェル・ドゥギーへの質問と答え258
 
開設 ミシェル・ドゥギー――存在、ロゴス、形象性丸川 誠司266


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