雑誌
装幀造本=菊地 信義
倉田比羽子
骸骨、骸骨…。穴ではない、それは瞳。私たちは見つめられている。穴ではない、それは口。かつて声を発し言葉を紡いだ舌。そこから風の音を聞いた。山崎佳代子
骸骨先生は、そうして、このろくでもない世界のろく粕谷栄市
島 | 小池 昌代 | 2 | |
水が笑う | 津久井 ひろみ | 7 | |
黒景 | 平田 俊子 | 14 | |
雪の川縁に火を置く | 館 路子 | 16 | |
のっぺらぼう 他 | 粕谷 栄市 | 20 | |
眠れない夜のために キエスの耳栓 | 糸井 茂莉 | 23 | |
詩の時間 5――夜の舞台 | 倉田 比羽子 | 26 | |
神の原料 | 河野 道代 | 28 | |
書評\内感という境界――河本英夫『システム現象学 オートポイエーシスの第四領域』 | 小林 弘明 | 30 | |
書評\眼差しを書くこと――アゴタ・クリストフ『文盲』 | 藤原 安紀子 | 34 | |
書評\戦争詩の存在論的問い――瀬尾育生『戦争詩論』 | 水無田 気流 | 36 | |
書評\律への信頼――西村和子句集『心音』・藤井常世歌集『夜半楽』 | 高橋 睦郎 | 38 | |
雑の精神 | 大串 章 | 40 | |
ベオグラード日誌 16 骸骨の瞳、骸骨の口 | 山崎 佳代子 | 44 | |
そして 2 | J・ブロツキイ/山本楡美子訳 | 56 | |
こぼれたhitoってことで | 鈴木 志郎康 | 63 | |
薄明 | 季村 敏夫 | 68 | |
三方位、尋問水 | 建畠 晢 | 70 | |
ツェーレンドルフの樫 | 平出 隆 | 72 | |
龍の血 他 | 高柳 誠 | 74 | |
ワルプルギス、さらに 他 | 鈴村 和成 | 78 | |
日記 | 相沢 正一郎 | 82 | |
ニートの夏 | 中上 哲夫 | 84 | |
白秋 第八通――前橋にきたれ | 高貝 弘也 | 86 | |
詩的考察 2 源流とは何か | 藤井 貞和 | 90 | |
エクス・リブリス 4 | 岩成 達也 | 100 | |