訳詩集
著者=パブロ・ネルーダ(ねるーだ ぱぶろ)/訳者=野谷 文昭(のや ふみあき)
装幀=亞令
ゲリラ戦を闘うチェ・ゲバラは、夜になると兵士たちにネルーダの詩を読んでやるのをつねとしていた…
お前たちの死せる口を通じて語ろうとわたしはやってきた
地上に散在する
ありとあらゆる黙した唇を集めるのだ
わたしの血管と口に来い
わたしの言葉と血を通して さあ話すのだ
――山頂に登り、アメリカ大陸の過去を生きた人々、未来を生きる人々の声に耳を傾ける。
マチュピチュの頂 | 7 | ||
自然と歴史のダイナミズム | 野谷 文昭 | 78 | |