小説
著者=サミュエル・ベケット(べけっと さみゅえる)/訳者=高橋 康也(たかはし やすなり)、宇野 邦一(うの くにいち)
装幀=亞令
二つの言語で書くベケットはまた、寒々とした生の現実を不可思議なおかしみとして描く。自身の内部に響いている幾つもの声・思考の呟きを聞く。
(また終わるため…) | 9 | ||
(頭はむきだし…) | 22 | ||
(おれは生まれるまえから…) | 39 | ||
(ホーンはいつも…) | 46 | ||
(老いた大地よ…) | 54 | ||
遠くに鳥が | 59 | ||
見ればわかる | 67 | ||
ある夜 | 73 | ||
みじろぎもせず | 80 | ||
断崖 | 90 | ||
『また終わるために』のために | 高橋 康也 | 92 | |
終わりに | 宇野 邦一 | 120 | |