訳詩集
著者=ゲンナジイ・アイギ(あいぎ げんなじい)/訳者=たなか あきみつ(たなか あきみつ)
栞=沼野 充義
装幀=亞令
冬まぢかのレクイエム | 12 | ||
海彼の鳥 | 14 | ||
カジミール・マレーヴィチ | 18 | ||
ヴルタヴァ河畔でのKの幼年時代 | 22 | ||
森の散歩 | 24 | ||
窓=睡り | 26 | ||
朝焼け:夢のきれぎれに | 28 | ||
冬まぢかのレクイエム、ふたたび | 30 | ||
そして:薔薇は咲きおおせる | 32 | ||
夢:野への道 | 36 | ||
Kについての会話に寄す――オリガ・マシコーヴァに | 38 | ||
レヴェル:安底性の | 40 | ||
二つの肖像画 | 44 | ||
朝焼けに:仕事のあとで | 46 | ||
彫刻の見方(アルベルト・ジャコメッティ) | 48 | ||
ヴォルス | 50 | ||
詩劇台本 | 52 | ||
八月:トリノのニーチェ | 54 | ||
花々を、切り分けてください | 56 | ||
祝祭の続篇 | 58 | ||
山々の薔薇 | 62 | ||
野:冬たけなわの | 66 | ||
黄昏どきの語らい:Kの墓に詣でて | 68 | ||
ふたたび――ギムルィ村が想い出される | 72 | ||
ごろ-場:しじま | 74 | ||
この夏の薔薇 | 80 | ||
朝:マレーヴィチ:ネムチノーフカ | 84 | ||
おまえわがしじま | 88 | ||
おお、そうとも:生郷 | 90 | ||
顔:しじま | 94 | ||
覚え書:アポファティック | 98 | ||
窓辺にそよぐヤナギの小枝 | 100 | ||
モーツァルト:《カッサツィオーネ I》 | 106 | ||
いまやいつも雪 | 108 | ||
閃き-シジュウカラ:手紙に代えて | 112 | ||
そして:最後の獄房 | 114 | ||
ノルヴィトを読みながら | 116 | ||
深夜:《消音装置》:ある無名歌手の歌声 | 128 | ||
シャラーモフに訣れをつげるにあたり | 132 | ||
石を這うストラーニク | 134 | ||
年の最初の虹 | 136 | ||
冬-辺境 | 138 | ||
雪――モスクワの《旧》街区にて | 140 | ||
チョントヴァリ | 142 | ||
幼年時代に訪れて | 146 | ||
イーゴリ・ヴーロフへの十二の平行線 | 150 | ||
最後の峡谷(パウル・ツェラン) | 156 | ||
今や――そして二元の睡夢 | 160 | ||
ますます遠く雪のなかへ | 162 | ||
歌への――挨拶 | 168 | ||
吹きさらし(パウル・ツェラン) | 184 | ||
壊れたフルートへ迷い込むのは | 188 | ||
注 | 192 | ||
アイギ、そしてアイギ圏 | たなか あきみつ | 202 | |